Pythonって何?
Pythonはオランダのグイド・ヴァン・ロッサムによって開発されたオープンソースのプログラミング言語です。
Pythonの特徴
- 読みやすいプログラミング言語
- 学びやすい言語
- あらゆるOS、コンピューター上で動作している
- ウェブサーバーからデスクトップアプリまで作れる
- データ分析の需要の高まりからPythonプログラマーの需要も伸びている
Pythonをインストールしてみよう
PythonにはPython2とPython3が存在していますが、筆者がPython3ユーザーであるため、当ブログ内ではPython3を前提に話を進めていきます。
公式サイト https://www.python.org/downloads/
上記の公式サイトからご利用のOS(Windowsまたはmac)に合わせてPythonをダウンロードしましょう。Linux系のUbuntuを利用している場合は元々Python3がインストールされています。
※筆者はWindows10を利用しています
対話型シェル
Pythonには「PyCharm」という有名な開発環境が存在しますが、元々は「IDLE」(Interactive DeveLopment Environment)という開発環境が用意されています。
Windowsの場合、スタートボタンから「IDLE」を見つけてみてください。
当ブログ記事では、「IDLE」ベースで話を説明していきます。
※毎回探すのは面倒なので、IDLEのショートカットをデスクトップに貼る事をおすすめします
IDLEを起動すると画像のようなメッセージが表示されます。(バージョンなどの違いでメッセージ内容が異なることがあるので、別の内容が表示されても慌てないでください)
IDLEは対話型シェル(インタラクティブシェル)と呼ばれ、ここにPythonのコードを直接入力して、その結果を表示することができます。
試しに以下のように >>> の後に入力して、Enterを押してみてください。
print("Hello, World!")
「Hello, World!」と表示されましたか?
もしよく分からないエラーメッセージが表示されていたら、カッコ「()」や引用符「"」が全角になっていないかなど、確認してみてください。
ちなみにプログラミングの世界では、慣習からか、プログラミング入門の一番最初に「Hello, World!」と画面表示させるのがメジャーになっています。
おめでとうございます!これであなたはプログラミングを書いたことになります!
思っていたより全然簡単ではないでしょうか?
保存の方法
せっかくプログラムを書いたので、保存の方法にも触れます。
毎回毎回実行したいプログラムを書かなければならないのでは、大変ですよね?
IDLEでは再利用したいコード(書かれたプログラムのこと。ソースコードとも)を保存できます。IDLEのメニューバーの左上に「File」というタブがあるので、ここをクリックします。
「New File」という項目をクリックすると、真っ新なエディタが開くので、先ほどと同様に「print("Hello, World!")」と入力してください。
入力したら、同じくメニューバー「File」をクリックして、「Save As...」をクリックしてください。
これはWordやExcelの「名前を付けて保存する」と同じことなので、任意の名前を指定して保存してください。筆者は仮に「hello_world.py」とします。
※「.py」の部分を拡張子と呼び、このファイルがPythonのファイルであることを示します
保存が出来たら、同じくメニューバーの「Run」をクリックして、「Run Module」をクリックしてください。
先ほど、ご自身で「print("Hello, World!")」と入力してEnterを押したときと同じように表示されましたか?
これで今後は保存したプログラムを何度でも実行できるようになりました。
余談ですが、ファイル名を「hello_world.py」としましたが、拡張子以外は好きな名前をつけて構いません。